05/03/2011 友人と韓国料理でランチ。今日のLAは日差しが高くてエネルギーに溢れた空気だった。部屋に帰ることが勿体ない・・と思うほどにLAらしい空だった。
さて、撮影の次の日からセドナ・グランドキャニオンの旅に出ていた友人たちが帰ってくる日。そして、明後日は帰国の私、、LAを離れる心の準備を始めなければならない。準備が必要なほどに・・私はLAが大好きなのだ。
友人たちが帰宅するまでの1人の時間を、、、最高に素晴らしい彼らのベランダで過ごした。目の前にひろがるLAの夜景・・free wayから聞こえる車の行き交う音・・・・この1か月で出会った数々の衝撃的な出来事を思うと、涙が出るほど感動した。LAの全てがすでに懐かしかった。まだ帰国していないのに。
そして夜11時半すぎ・・友人帰宅。5日ぶりに会った彼らは、更に元気になって帰ってきた。そして、気づいた。この部屋も、彼らがいてこそ、心地よさを発揮し、空間が機能する・・ということも。
彼らの旅の話し、そして、私の5日間・・いろいろ話して3時近くまで起きていた。一か月前の今日・・LAに来た私は、こんなに衝撃的な時間を過ごすなんて、予想だにしていなかった。本当にすごい1カ月だった。それが終わろうとしていた。 「私は帰国する」と言い聞かせた心の内も、あっさり玉砕しそうだった。彼らが帰ってきたら、余計にLAが愛おしくなってしまった。
・・・そんな私の思いを知っていたのか、友人が明るく言った。「私達が帰ってきたら、帰国を延長します、って言うと思ってました!」
・・・え?いいの? ・・・「良いんですよ、いつまでも居てくれて。」